ブリッジングアナロジー方略を取り入れた学習指導の実践的研究 : 中学校1年「音」の学習を通して

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概要

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「音」を学習する上での問題点は、生徒が音と振動との関係を現象として捉えにくいにもかかわらず、教師は科学的概念を押しつける指導になりがちである。今回、生徒の「音」に関する素朴概念の調査によって、生徒は「音が物体の振動である」ことに関して十分な理解を深めていないことが示された。そこで、本研究では、生徒一人一人に「音」に関する科学的概念を理解させるためにブリッジングアナロジー方略を取り入れた学習指導を実施した。その結果、ブリッジングアナロジー方略を取り入れた学習指導は、教科書で扱われている学習に比べて「音」に関する科学的概念の理解を促進するのに効果的な指導方法であることが明らかになった。
九州女子大学・九州女子短期大学の論文

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