生物教材研究 : 潮汐周期に伴う活動の観察I : マツバガイの帰家行動
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概要
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潮間帯の生物は,潮汐周期に伴う活動を示すものが多く,磯の岩場などに生息する笠貝の仲間も潮の満ち引きに伴って活動する。彼等の多くは「家」を持ち,動き回った後は自分の「家」に帰りつく,帰家行動とよばれる非常に面白い行動をとる。こういった行動の観察を中学・高等学校での課外活動などにとりいれることができるか,またその際の留意点などを,笠貝の一種,マツバガイについて,若干の実地調査に基づいて検討した。
- 和歌山大学の論文
著者
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溝口 和子
和歌山大学教育学部
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広瀬 正紀
和歌山大学教育学部
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宮木 典子
和歌山大学教育学部生物学教室
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広瀬 正紀
和歌山大学生物学教室
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岩田 勝哉
和歌山大学教育学部生物学教室
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宮木 典子
和歌山大学教育学部
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岩田 勝哉
和歌山大 教育
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