変革期における4年制大学の経営戦略
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概要
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日本の18歳人口は1992年の205万人をピークとして、2000年にはピーク時より約25%、2007年には約37%も減少し、大学志願者数も大幅に減少すると予測されている。大学は今までになく厳しい環境を迎える反面、生涯学習化、高度学習化、国際化の傾向が強まるなど、明るい材料もある。そこで、本論文は、このような環境変化に適応していくために、日本の4年制大学のとるべき戦略を提案することを目的とする。そのために、まず日本の約400大学の創立年、定員、入試難易度、企業による評価などのデータを分析し、評価されている大学の特徴をまとめる。次に、特に特徴のある大学のケーススタディを行う。そして、これらの結果と今後の環境変化を踏まえて、ネットワーク化による規模拡大戦略、大学の特徴を生かす個性化戦略、大学に本来期待されている教育研究環境を整えて評価を向上させる本業充実戦略、対象市場または提供サービスを拡大する多次元多角化戦略の4戦略を提案する。
- 静岡県立大学の論文
- 1995-03-31
著者
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