英語歯科用語に関するテスト項目の研究(8) : 錯乱肢有効度の分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
多肢選択テストは,基幹部と選択肢部から構成される.選択肢部はさらに正答部と錯乱肢部に分かれる.本研究では,平成15年度に実施した英語歯科用語テスト項目の選択肢の中,錯乱肢有効度を分析した.被験者は,歯科衛生士学科に所属する短大1年生95名である.テストは,50の歯科用語から構成された.錯乱肢有効度分析の結果,錯乱肢の60%以上は有効に機能していることがわかった.一方,約40%の錯乱肢は有効に機能していなかった.対処法は2つ考えられる.錯乱肢を作成し直すことと,配列を工夫することである.ここでは,後者を採用した.
著者
関連論文
- 連続音声における単文内での機能語の弱形認識
- コーパスに基づく歯科衛生士関連語彙の教材開発の試み
- Birmingham大学Master of Artsコースにおける研究の紹介(第7回(通算第90回):2004年4月22日(木)明倫短期大学学会月例研究会)
- 英語歯科用語に関するテスト項目の研究(8) : 錯乱肢有効度の分析
- 日本人英語学習者の心的辞書に関する一考察
- 英国学位の取得(情報)
- 英語歯科用語に関するテスト項目の研究(7) : B-指数による項目分析
- 専門用語に関する学習方略の指導と使用(第40回 (2001年度) JACET全国大会)
- 音声英語の特徴(第79回:2002年9月12日(木),2002年度明倫短期大学研究会抄録)
- 英語歯科用語に関するテスト項目の研究(6) : テスト信頼性と妥当性の2年間の検証
- 文法指導と学習スタイル(第62回:2001年7月26日(木),明倫短期大学研究会講演抄録)
- 英語歯科用語に関するテスト項目の研究(5) : テスト妥当性の検証
- 英語歯科用語に関するテスト項目の研究(4) : 項目銀行の拡張
- 英語歯科用語に関するテスト項目の研究(2) : オプションの数と種類の違い
- 英語歯科用語に関するテスト項目の研究(3) : 項目難易度表示の付与
- 語彙テスト項目の分析