英語歯科用語に関するテスト項目の研究(4) : 項目銀行の拡張
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概要
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本研究では,本学歯科衛生士学科「英語II」の教育プログラムにおける歯科用語に関するテストの開発と実施結果の分析を行った。参加学生数は69名であった。テスト形式は,基幹部が日本語,選択肢が英語でその数4の多肢選択式であった。50項目すべてについて古典的テスト理論による分析と項目応答理論による分析の両方を行った。各項目を項目困難度(CTT)・項目弁別力(CTT)・最終項目困難度(IRT)・モデルとの適合度(IRT)の観点から分析した。分析の結果,モデルとの不適合が2項目あったため,これらは再検討することにした。基礎統計量から,テスト得点全体の分布は得点の高い方向に歪んだ形状となった。信頼性係数は高い数値(0.886)を得て,本テストは信頼性があったといえる。また,付与された難易度表示をみると,かなりバランスのとれたテストであったと考えられる。
- 明倫短期大学の論文
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