様々な回線とシステムでのインターネット接続認証の統合
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概要
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ある計算機をインターネット回線に繋ぐためにはなんらかの形式で「利用権」を得る必要がある。最も一般的な利用形態であるイーサネットによる有線回線では、物理的回線に直接接続するだけでインターネット回線に自由に接続できる権利を与えるのが一般的である。しかし、組織外の人間が自由に立ち入ることのできる場所では情報漏洩を防ぐために、本人認証を行なう必要がある。ただしこれには特殊な機能を有した機器が必要となるため現実的には認証なしで利用している事例が多い。一方、無線LANのように地理的に離れた場所からもアクセスできるものでは、盗聴等も容易にされる可能性があるので、WEPなどの共有秘密鍵機構を用いて部外者には利用できないようにすることが既に一般的となっている。これまで、インターネット回線接続のための認証手法は、「有線回線」、「無線回線」、「リモートアクセス(ダイヤルアップ等)」といった物理回線によって別々のものを用いるのが一般的であった。さらに、利用する認証手法によっては接続クライアントのシステム(OS)を選ぶものもあった。本研究では、回線の種別、接続クライアントのOSを問わずに全く同一の手法で利用できる認証方式を提案しその有効性について考察を行なう。
- 東北公益文科大学の論文
- 2004-12-20
著者
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