「理解することは見ることである」というメタファーについて : I.A.リチャーズの研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
I.A.リチャーズは、場面を使って新しい文の意味を学習者に理解させようとした。この方法は、「理解することは見ることである」というメタファーに基づいている。このメタファーは場面を正しく解釈することを要求するために、文の導入順を工夫して明瞭な対立関係を作り出すことに注意が払われる。リチャーズが重視する導入順、明瞭性、対立関係、さらには、タイプ・トークンが、意味をものとしてとらえるメタファーに基づいていることと、このメタファーが、「理解することは見ることである」というメタファーの基底をなすことが明らかにされる。
- 2004-03-31
著者
関連論文
- 高校英語教科書における直喩 -コーパス言語学からのアプローチ-
- メタファーとコミュニケーション - 発話行為から
- 「理解することは見ることである」というメタファーについて : I.A.リチャーズの研究
- スキーマ理論を構成するメタファーについて
- 初級英語クラスへの多読導入の試み
- 比喩を活用した英語教材化の試み
- 英語のことわざを教えることについて
- 多読と自発的な自由読書
- 直示動詞comeとgoの比喩的用法について
- 直示動詞come とgo の指導法:認知言語学の視点から