石炭竈の提供に就て(昭和六年七月十一日燃料協會第九十三囘例會講演)
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概要
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近時工業及海運事業沈衰の結果として塊炭の需要激減しその市價も亦低落せんとするの傾向を來せり、若し果して今後に於て塊炭の用途を發見する能はずとすればこの際これを家庭用として使用するの途を開き不斷の需要を喚起しその市價を維持するに若かずと信じ、演者は昨年十月開催の燃料展覽會を機として多年研究中の石炭竈を出陳し大に觀覽者の好評を博せしを以て愈々これを製作して社會に提供することゝなれり、故にその焚燒の主旨竈の構造及その効果を述べて會員諸君の批判に供せんとす
- 一般社団法人日本エネルギー学会の論文
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