石炭の小規模燃燒法(昭和四年六月十五日燃料協會第七十一囘例會講演)
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概要
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都市に於ける瓦斯、骸炭、無煙炭又は煉炭の供給あれども年と共に缺乏に瀕しつゝあり木炭の市價昂騰の勢を制するには燃料中最も安價に供給さるゝ石炭を小規模に使用して各家庭に於ける燃料費の節約を期するより外はない然るに今日の趨勢を以てすれば石炭の大規模焚燒に向つてのみ著しき發達を呈し小規模の石炭使用法は全く閑却さるゝが爲め我國に於ける都市の煤煙防止の依然として未解決の問題なる次第なり演者は過去五年間不斷研究の結果として稍々其目的を達し得たるが如きを以て之れをストーヴ又は炊飯竈に應用せる實物につき燃燒の主旨を説明し之れを會員の討議に附しその實行を期せんとす
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