電動車いす操作ボックスの電動式前後移動装置の開発
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概要
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身体に重度な障害がある場合は,電動車いすを利用することが多い.特に神経・筋疾患がある場合は,上肢・下肢とともに体幹にも障害のあることが多い. その結果,体幹バランスの低下により,電動車いすの操作ボックスが,アームサポートの前方にあるため,テーブルと干渉して接近が十分できず,机上の活動が困難になることがある.そこで,この操作ボックスが前後に移動する装置を開発した. そして,多発性筋炎のケースに試用したところ,機能的な使用は良好であった. しかし,重さや電源等については課題があった.
- 秋田大学の論文
- 2006-03-31
著者
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