コークス炉による廃プラスチック化学原料化技術(<特集>エネルギー学から見たプラスチックのリサイクル技術)
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概要
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At the advent of the 21st century, mankind is facing a global environmental problem, and the industrial sector is required to take initiatives in the establishment of recycling society for efficient utilization of natural resources. The Japan Iron & Steel Federation, as a voluntary energy-saving action plan, proposed a 10% energy reduction by 2010 with 1990 as the basis. Furthermore, it has put forward an additional 1.5% energy saving by the use of waste plastics as metallurgical raw materials. By laboratory and actual coke oven tests, it was found that waste plastics recycling process using coke ovens is feasible to recover coke, tar, light oil and gas from general waste plastics mixed in coal by carbonization in coke ovens without deteriorating the qualities of coke. Waste plastics recycling process using coke ovens was started as a chemical recycling technology at Nippon Steel Nagoya and Kimitsu works in 2000. Waste plastics recycling equipment with a total capacity of 120,000 t/y is in operating by Nippon Steel Corporation. Using the life-cycle assessment (LCA) methodology, the waste plastics recycling process using coke ovens was estimated. And the process is thought to be effective to reduce CO_2 emission significantly.
- 一般社団法人日本エネルギー学会の論文
- 2004-04-20
著者
-
加藤 健次
新日鐵(株)環境・プロセス研究開発センター
-
加藤 健次
新日本製鐵
-
福田 耕一
新日本製鐵(株)製銑研究開発部
-
福田 耕一
新日鐵(株)環境・プロセス研究開発センター
-
福田 耕一
新日本製鐵(株)環境・プロセス研究開発センター
-
加藤 健次
新日本製鐵(株)鉄鋼研究所
-
高松 信彦
新日本製鐵大分製鐵所
-
高松 信彦
新日本製鐵(株)大分製鐵所
-
高松 信彦
新日本製鐵株式会社技術総括部
-
加藤 健次
新日本製鐵(株)環境・プロセス開発センター
-
福田 耕一
新日本製鐵(株)技術開発本部環境プロセス研究開発センター
-
福田 耕一
新日本製鐵(株)技術開発本部 環境プロセス研究開発
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