重農学派の賃金論について-A.チュルゴーを中心として-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A.チュルゴーの賃金決定論は生活費賃金論として位置づけられる。そしてその根拠は,商品一般の価格決定の原則と,生産における労働の主体的役割であろう。つまり,商品一般の価格決定の原則が生活賃金という賃金の規模についての規定を生み出したのであり,生産における労働の主体的な役割の認識が生活賃金という,賃金についての価値論を生み出したのである。また,チュルゴーにおいては,農業における資本主義発展が認められ,農業そのもののうちに資本と賃労働の関係がみいだされる。
- 2002-03-20
著者
関連論文
- 釧路川水系一支流におけるイトウ(Hucho perryi)の産卵生態 : 2006年の調査における産卵期間,産卵床数およびその分布の特徴
- 釧路川流域のイトウ(Hucho perryi)産卵河川における礫の移動・供給に関する調査研究
- 重農学派の賃金論について-A.チュルゴーを中心として-
- 「持続可能な森林経営」を目指す地域林業形成の取組み--網走地域を事例として
- 知床(世界自然遺産)地域におけるエコツーリズムの現状と課題
- 地域資源活用型企業の新たな可能性 : 斜里町における特産品企業創設の事例を中心に(統一論題:地域産業と雇用開発)(労務理論学会第9回全国大会)
- 環オホーツク海地域協力の研究(第4分科会:地域協力,第11回研究大会報告要旨)
- 再生可能エネルギー社会への転換の意義と地域自給に関する一考察 ─J.S. Mill と H.E. Daly の所論を手がかりにして─