矢印の方向指示性に及ぼす提示位置の効果(一般セッション(1), ユビキタスメディアの将来展望)
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概要
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先行研究から垂直面上に上向きに描かれた矢印が前方を指示すること, 下向きに描かれた矢印が後方指示はするもののその指示力は小さいことが確かめられている.また, 矢印を線遠近法に基づいた描き方をすることで指示力が改善されれことが示されている.しかし, その矢印の提示される位置が天井に近い高い位置にある場合と, 床に近い低い位置にある場合ではその効果に違いがあるのではないかとの疑問が生じた.眼の高さより上にある場合と下にある場合では矢印の方向の見え方が違うのではないかと理由からである.そこで, 矢印の提示位置によって矢印の指示力に与える影響が異なるかについて検証した.その結果, 提示位置が方向指示力に与える影響は小さいことが示唆された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-01-13
著者
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