長距離量子暗号通信のための単一光子検出器
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概要
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既設光ファイバによる長距離量子暗号通信を実現するためには,1550nm帯の単一光子検出器の開発が重要な鍵となる.そこで,InGaAs/InPアバランシホトダイオードを低温においてゲート動作させることにより暗計数を抑え,波長1550nmの単一光子検出を行った.その結果,-55℃において量子効率13.7%,暗計数確率2.4×10^<-5>という性能を得た.本論文では,今回開発した単一光子検出器を量子暗号通信への応用を踏まえて評価する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-11-01
著者
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