教育・訓練と若年失業
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概要
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本論文は、積極的労働市場政策の若年失業者向けプログラムがどのようなマクロ経済効果を有しているかについて一般均衡モデルを用いて理論的に分析している。理論モデルは二部門モデルで、各部門の賃金及び雇用量は労働需要曲線と賃金曲線によって決定される。モデルでは若年失業者向け教育・訓練プログラムの拡大・充実が、熟練労働者の増加、未熟練失業者の減少、さらには経済全体の総雇用量の増加 (総失業者数の減少) をもたらすことが分析されている。また、社会的厚生水準を最大にする教育・訓練プログラムの規模についても分析を行っている。
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