実用と教養のための理工系外国語教材の開発

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概要

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大学設置基準の大網化に伴う改革により、いわゆる『専門科目』重視、『教養科目』軽視の傾向が生じ、その結果として能率的にアンバランスな大量の学生が育成され、大きな問題となっている。そして今、その欠陥を補うべく、再び『教養科目』の必要性が叫ばれ、再編成を余儀なくされている。一方、『外国語』の重要性も唱えられてはいるが、現状のままでは目標水準を達成するのは容易ではない。教材は豊富にある。しかし、実際にはこれら三つは別分野の科目として取り扱われており、なかなか統一的に学習できない。そこでいかに学生が無理なく『外国語』『教養科目』と『専門科目』を習得できるか、ということを考えた結果、総合的な教材の作成を試みることにいたった。この教材の最も特徴的なことは、学生が自ら研究室内で単語を選んだ、という点にある。これによって、学生は多岐にわたる知識を、興味を失うことなく吸収し、かつ、それを発展させていくことができる。
金沢工業大学の論文
2006-03-01

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