ビジネス・プロセス・アウトソーシングに関するビジネスモデルについての一考察(SI構築の最上流を強くしユーザ, ベンダーでのWIN-WINの関係を築く, 第1回ワークショップ)
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概要
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インターネット環境の低廉化, および利用技術の普及が進み, e-ビジネスにおいても, コアとなるアプリケーションやコンテンツを持つレガシー企業やベンチャー企業が, 容易にASP(Application Service Provider)ビジネス, CSP(Contents Service Provider)ビジネスに参入できるようになったが, 継続的に収入を得て, サービスを拡大していくことに成功している事例は少ない.ASPあるいはCSPの成功要因として「取引件数に応じた収益の確保」が可能なビジネススキームを構築する必要がある.その解決策として, アプリケーション開発者あるいはコンテンツ提供者は自らのコアコンピュタンスにフォーカスし, システムやネットワークの運用はアウトソーシングする案を提示し, アウトソーサとしてのISIP(Integrated Service Infrastructure Provider)サービスを2つのパターンに分類し検討を行う.事例検討により, ASPあるいはCSPの開発者はベンチャー企業が多いため, 初期費用をリース化することにより, 「小さく産んで大きく育てる」ビジネススキームが必要であることを示すとともに, 取引量に応じた料金請求・収納サービスがキーであることを示す.また、ISIPが普及するためには、ASPあるいはCSPとWin-win関係を構築することが成功要因であり、そのためのISIPから見たASP/CSPの選定要件を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-11-11
著者
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