筋活動よりみた持ち上げ動作
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概要
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An electromyographic study of two methods of lifting weights was performed on 25 healthy subjects (12 males and 13 females), using surface electrodes. The investigated muscles were erector spinae, rectus abdominis, gluteus maximus, inner hamstrings and quadriceps. The two methods of lifting weights were chosen as follows: (1) Less load on the low back. The weight was set so that the subjects lifted with the knees flexed, the spine straight, and the weights near the subjects in the standing position, (2) More load on the low back. Lifting was done with the knees straight, spine flexed and the weights positioned 30 cm in front of the subjects. Four activities were done with both of these methods by each subject. They were as fllows: (A) Lifting a person weighing 50 kg from a stitting position by lifting from behind with the arms arounds the chest. (B) Lifting a 20 kg weighted box from the floor. (C) Lifting a 20 kg weighted box from a chair.(D) Going through the lifting motions without any extra weight. EMG activities of erector spinae, gluteus maximus and inner hamstrings were more increased in the more loade way than in the less loaded way. Those of quadriceps, on the contrary, were more increased in the less loaded way. The rectus abdominis was almost equal during both tests (heavy and light). On preventing low back pain, it should be supported by these EMG findings that the best way of lifting weights is lifting with the spine straight, the knees flexed, and weight near the body.
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1978-03-20
著者
-
岩崎 富子
東京都老人総合研究所リハビリテーション医学部
-
田中 繁
東京都老人総合研究所
-
伊東 元
東京都老人総合研究所運動研究室
-
伊東 元
東京都老人総合研究所
-
山田 道廣
白石共立病院
-
山田 道廣
東京都老人総合研究所リハビリテーション医学部
-
岩崎 富子
東京都老人総合研究所
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