脊損者のプッシュアップ動作について
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概要
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脊損者(対麻痺)5名, 健常者5名において, ROMがプッシュアップ動作におよぼす影響を検討した。平面でのプッシュアップ動作では, 股屈曲角度が大きくなればプッシュアップ高も高くなる傾向にあった。そして股屈曲60度以下で動作不可能となった。また, 脊柱・骨盤の動きは重要で, 動作時, 股屈曲と相互に作用しプッシュアップ高へ影響をおよぼしていた。逆に, 頭・頚部の動きはほとんど影響が見られなかった。床から車椅子への移乗時, 静的状態計測のSLRでは110度から130度, 動作時VTRでは股屈曲角度90度から105度あることが望ましい。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1988-05-10
著者
-
浜田 和範
厚生年金高知リハビリテーション病院
-
堅田 裕次
厚生年金高知リハビリテーション病院
-
安田 舜一
厚生年金高知リハビリテーション病院
-
楠瀬 末美
厚生年金高知リハビリテーション病院
-
田村 千恵
厚生年金高知リハビリテーション病院
-
長崎 香代
厚生年金高知リハビリテーション病院
-
辻下 守弘
高知医科大学付属病院
-
鶴見 隆正
高知医科大学付属病院
-
川村 博文
高知医科大学付属病院
-
大倉 三洋
高知リハビリテーション学院
-
吉村 建男
高知県立中央病院
-
塩田 一夫
横浜病院
-
安田 舜一
香川県立中央病院 整形
-
長崎 香代
高知県理学療法士会
-
塩田 一夫
高知県理学療法士会
-
田村 千恵
厚生年金高知リハビリテーション病院リハビリテーション科
-
吉村 建男
高知県理学療法士会
-
楠瀬 末美
高知県理学療法士会身分保険部
-
堅田 裕次
厚生年金高知リハビリテーション病院 リハビリテーション科
-
河村 博文
高知医科大学附属病院リハビテーション部
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