非線形計画法を用いながら新製品の探索を考慮した製品混合計画モデル
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概要
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製品需要が変革している状況下では, 長期的な工程能力計画また短期(毎年の)生産計画の経済性の探求は過去の実績を拠りどころにするのではなく, 未来の可能性を志向する.そのとき, 短期生産計画の工程能力計画への依存を高めることが必要である.相対的期間利益として与えられている経済性指標が経済的工程能力計画において経営の欲求水準を設定するのに使われうる.本稿はその欲求水準下での短期生産計画において, 所与製品の非線形計画法による最適混合と新製品探索の余地とを考慮した, 満足化原理に基づく理論的製品混合計画モデルを提供する.そのなかで, 新製品の探索は一つずつ行われ, 工程キャパシティの帰属価値がそれに重要な役割を果たす.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1990-12-15
著者
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