納期を維持しながら経済性を高める受注選択方式
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概要
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注文ごとに到着時点から納期までの長さが異なるという個別受注生産の特徴を活かした受注選択方式に関する研究はこれまでほとんど行われていない.また, 個別注文の客観的な利益が得られないという従来からの根本問題がある.本稿では, 納期に関する前述の特徴を保有した単一工程の場合の受注選択について, 第一に注文到着時点で納期維持ができるか否かの判定方式が求められる.第二に, 納期を維持しながら固定費補償を意図した有利性判定方式が提案され, その効果が限界利益による有利性判定との比較で一般的なモデルの上でシミュレーションによって明らかにされる.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1989-02-15
著者
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