高脂肪食給餌マウスの動脈硬化の指標としての抗ORP150自己抗体(短報)(実験動物学)
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概要
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高脂肪食給餌によりマウス動脈弁周囲に形成された粥腫でのORP150の発現を検討した.ORP150はマクロファージ分化抗原Mac-3とともにプラーク表面で発現していた.この事から, ORP150は粥状プラーク進展に関与することを示唆する.また抗ORP150自己抗体価は高脂肪食給餌に伴い上昇した.このことは粥腫上でのORP150抗原を介した免疫複合体の沈着が粥腫の進展に関与する可能性を示唆している.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2002-02-25
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