SD系ラットにおける自然発生腎芽腫(3例)
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概要
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SD系ラット3例に自然発生した腎臓腫瘍の病理組織学的検索を行った. 腫瘍は管を形成する一層の上皮性細胞と, その周囲に塊状に増殖する未分化な芽種性細胞から成り, 主に膠原線維から成る間質で分画されていた. この組織構築から腫瘍は腎芽腫と判断された. また, これらの上皮性細胞と芽種性細胞には電顕的に本質的な差を認めず, 組織構築が後腎胚種質に類似することと合わせ, 本腫瘍は腎実質上皮性の腫瘍であると考えられた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1982-02-25
著者
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土井 邦雄
田辺製薬株式会社薬・理研究所
-
岡庭 梓
田辺製薬株式会社薬・理研究所
-
高田 博
田辺製薬株式会社安全性研究所
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藤波 不二雄
田辺製薬株式会社薬理研究所
-
土井 邦雄
東京大学農学部実験動物学教室
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岡庭 梓
田辺製薬株式会社安全性研究所
-
藤波 不二雄
(株)マルゴ・リサーチ・サービス
-
乾 俊秀
田辺製薬株式会社, 安全性研究所
-
高田 博
田辺製薬安全性研究所
-
乾 俊秀
田辺製薬株式会社・安全性研究所
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