Brucella canis感染によって生じた Acrosome に対するIgA抗体による頭部対頭部型の精子自己凝集
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概要
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3×10^8個の Brucella canis 生菌を経口接種された1匹の雄大は16週で精子の曲尾を, 18週からそのイヌがと殺された27週まで頭部対頭部型の自己精子凝集を示した。血清の精子凝集活性は24週で最高力価をもって14週以降常に検出された。血清のIgM抗精子抗体は明確には検出されなかったが, 血清のIgGとIgA抗精子抗体は, それぞれ12週と20週以後から現れ始めた。このIgGのF(ab')_2 フラグメントは精子を頭部対頭部型で凝集し, 精子と精子細胞のアクロソーム上に結合した。精巣上体管, 精液および尿中の自己凝集した精子のアクローム上にIgA抗体が検出された。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1984-02-01
著者
-
芹川 忠夫
京都大学医学部附属動物実験施設
-
芹川 忠夫
滋賀医科大学 第2病理
-
芹川 忠夫
日本赤十字社和歌山医療センター
-
芹川 忠夫
京大・医
-
芹川 忠夫
千葉大学 大学院 医学研究院 細胞分子医学
-
高田 博
田辺製薬株式会社安全性研究所
-
山田 淳三
京都大学医学部動物実験施設
-
山田 淳三
Faculty Of Agriculture Kyushu University
-
近藤 靖
田辺製薬安全性研究所
-
高田 博
田辺製薬安全性研究所
-
芹川 忠夫
京都大学医学部動物実験施設
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