HTLV-IトランスフォームヒトT細胞のNK活性保有SCIDマウスへの移植(短報)
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概要
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NK活性保有SCIDマウス腹腔内に5-7×10^7個のHTLV-IトランスフォームヒトT細胞(MT-2)を投与したところ, 約3カ月で腹腔内に腫瘍の形成が認められた. この腫瘍は抗HTLV-Ip19および抗HLA-DRモノクローナル抗体に陽性を示し, PCR法でHTLV-I特異的シークエンスが検出された. さらに, 腫瘍形成, 非形成両マウスの各臓器からもPCR法によってHTLV-I特異的シークエンスが確認された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1994-06-15
著者
-
野村 大成
大阪大学医学部癌研,放基
-
野村 大成
大阪大学医学部 放射線基礎医学講座
-
大杉 剛生
久留米大学医学部ウイルス学講座
-
石橋 和樹
久留米大学医学部ウイルス学講座
-
新宮 正久
久留米大学医学部ウイルス学講座
-
野村 大成
大阪大学医学部
-
新宮 正久
久留米大学 微生物
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