海岸地における某鉄筋コンクリート建物の減耗調査
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概要
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In this paper, a research is reported on wearing of a building, which was built about thirty years ago by the seaside for a resort hotel, worn by salt-damage and so demolished. It will be contributed to the fundamental data for building maintenance particularly in case of the seaside and also for building specification. The main results obtained were as follows. 1. Concrete and Finish; Cement and gravel was ordinary, but job was so poor that wall was especially porous and absorption ratio of water was very high. External finish was mortal and effect of salttight was also unexpected. 2. Neutralization; In side of wall was more neutralized than outside of wall because of human breath. 3. Crack; It was almost caused by corroision of reinforcing bar, especially in outside of external column and lowside of beam. 4. Salt-included; The maximum of ratio of salt included was 1.2〜1.5% in the seaside column and wall of first floor. 5. Rust of Reinforcing bar; Concerning a relation with rust and Cl, rust was a little when containing of Cl was nearly 0.10%, and rust was very much when Cl was more than 0.36%. Concerning a relation with rust, Cl and pH price, rust was always appeared when pH was less than 11.0 and Cl was more than 0.10%. 6. Rust of Alminium sash; Rust appear to the surface in 47% of all sashes (built about 4 years ago). In region of such seaside, alminium sash will be almost rusted by 7 years.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1969-02-28
著者
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