損傷船舶の曳航に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
There were many accidents in the past causing oil leakage due to damage without the effective towing measures like 'Nakhodka' oil leakage incident. In the oil leakage incident of the tanker 'Braer' which drifted due to engine problems offshore of Scotland, the trial of settling up the towline failed resulting in the oil leakage of 95, 000 kl. Our country imports the large quantity of crude oil, liquid gas, and also transports and exports the domestic produced chemicals. Besides, sea areas are the course of crude oil transportation, so there is a frequent traffic of Japanese and foreign tankers. Moreover, sea condition around our country is very rough especially in winter. This may cause damaged, superannuated ships, or engine trouble, and those wrecked part of the ships would cause oil leakage, collision, explosion, or fire. Therefore the towline tension and unstable motion of the disabled and damaged ships have been investigated in this paper using the geometrical model ship in the towing experiment in order to establish the estimation method of the towing force and towing method.The towing experiment has been carried out both in still water and in waves. The towing resistance coefficients on various kinds of conditions such as towing direction, towing speed, ship status and towing points have been compared in still water. The unstable motion in regular waves has also been compared with that in still water concerning sway amplitude, yaw amplitude and yaw period. It is found that the unstable motion in waves is small compared with the case in still water on the condition of the towing speed less than 6 kt in full-scale. The yawing period is approximately equal to that in waves irrespective of ship status during towing. The towing resistance becomes proportional to third power of the towing speed rather than second power especially when the damaged ships are towed including mass of water inside the broken hull.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 2000-03-25
著者
関連論文
- 海洋エネルギーを利用した浮体式海水中リチウム採取システムの開発
- メガフロートユニットの曳航出動限界の評価に関する研究
- 海洋エネルギーを利用した海水中リチウム採取システムの開発 : 第1報(所外発表論文等概要)
- 海洋エネルギーを利用した海水中リチウム採取システムの開発(第1報)
- (44) 海洋エネルギーを利用した海水中リチウム採取システムの開発(第1報)(平成14年秋季講演論文概要)
- 2008E-G3-5 渦励振を起こしている剛体円柱の運動を予測するための理論 : 拡張された後流振動子理論と、検証実験(一般講演(G3))
- 斜め円柱の強制加振実験によるVIV流体力計測(所外発表論文等概要)
- ライザー管の渦励振を記述する調和共振理論(所外発表論文等概要)
- 円柱に作用する揚力の1/n分数調波共振について(所外発表論文等概要)
- 2007E-G2-8 円柱に作用する揚力の1/n次分数調波共振(一般講演(G2))
- 2007E-G3-4 斜め円柱の強制加振実験によるVIV流体力計測(一般講演(G3))
- 有害液体物質流出時の環境汚染モニタリングに関する研究
- On the Marine Pollution Prevention Associated with Japan-France Collaborative Research
- 海底障害物や沈んだ油のリモートセンシング
- 高粘性流出油回収移送時の管摩擦抵抗の低減(所外発表論文等概要)
- 高粘性流出油回収移送時の管摩擦抵抗の低減
- 曳航時における巡視船の曳航索張力
- 多目的作業船の性能向上(所外発表論文等概要)
- 大波高中で稼動する油回収船の開発(海洋開発工学部,所外発表論文等概要)
- 41 ムーンプール型油回収船の開発(セッションテーマ:汚染物質の除去・隔離)
- 多目的作業船の性能向上に関する研究(海洋開発工学部,所外発表論文等概要)
- 多目的作業船の性能向上に関する研究
- 粒子法による船舶の波浪衝撃解析手法の開発 : 水槽試験による甲板打込水の可視化計測と数値計算検証データの取得
- 二重管型ノズルを用いた高圧水中でのCO_2スラリー放出実験(所外発表論文等概要)
- CO_2深海貯留のためのCO_2スラリー放出ノズルの開発(所外発表論文等概要)
- 2601 二重管型ノズルを用いた高圧水中でのCO_2スラリー放出実験(S31-1 温室効果ガス排出抑制技術(1),21世紀地球環境革命の機械工学:人・マイクロナノ・エネルギー・環境)
- 離着岸操船支援システムのための着桟速度計の開発と評価試験(所外発表論文等概要)
- Automatic Mooring System for Ship(Summaries of Papers Published by Staff of National Maritime Research Institute at Outside Organizations)
- 2007E-G6-2 離着岸操船支援システムのための着桟速度計の開発と評価試験(一般講演(G6))
- 最適曳航支援システムの性能評価(所外発表論文等概要)
- 水中3次元形状計測法の開発(所外発表論文等概要)
- ウィンチ制御による係船の自動化に関する研究(所外発表論文等概要)
- CCDカメラやレーサーレーダ等を用いた着岸速度計の開発と評価試験(所外発表論文等概要)
- 17 最適曳航支援システムの性能評価
- 12 ウィンチ制御による係船の自動化に関する研究
- ウィンチ制御による係船の自動化に関する研究(所外発表論究等概要)
- 最適曳航支援システムの性能評価(所外発表論究等概要)
- 二探触子パルス反射法を用いたタンク内オイルの計測
- 水中3次元形状計測法の開発
- CCDカメラやレーザーレーダ等を用いた着岸速度計の開発と評価試験
- 2006E-G3-3 最適曳航支援システムの性能評価(一般講演(G3))
- 2006E-G3-4 ウィンチ制御による係船の自動化に関する研究(一般講演(G3))
- 新係船支援システムの開発について(所外発表論究等概要)
- CCDカメラを用いた船舶着桟速度計の開発と評価試験
- 水中3次元形状計測システムの開発
- 最適曳航支援システムの性能評価〔含 討論〕
- 風波中におけるドルフィン係留されたタンカーの係留索張力について(所外発表論文等概要)
- 損傷船舶の曳航に関する研究(その3 各種船型の損傷・折損時の運動と波漂流力)(所外発表論文等概要)
- 曳航支援ツールと海上物体の漂流の開発とその評価(所外発表論文等概要)
- 超音波を用いた沈船残存油と漏洩油の計測法の検討(所外発表論文等概要)
- 損傷船舶の曳航に関する研究 : その3 各種船型の損傷・折損時の運動と波漂流力
- 三次元音響映像装置による水中漏洩油と気泡のリアルタイム計測
- 流出油の回収システムに関する研究
- レーザーシート光を用いた船側波形計測システムの開発
- 三次元音響映像装置Echoscope1600による水中漏洩油と気泡のリアルタイム計測(所外発表論文等概要)
- 水中物体の3次元形状計測法の開発(所外発表論文等概要)
- 粒子法コード検証のための甲板冠水の可視化実験 : 第2報(所外発表論文等概要)
- 内航船の労働効率向上のための港内操船・係船支援に資する研究の概要
- 高強度繊維策を用いた係船システム
- CCDカメラを用いた接岸速度計の開発と評価試験
- 航行不能船舶の風・波・潮流中の定常漂流運動(所外発表論文等概要)
- 3-8 損傷船舶の曳航に関する研究 : その3 各種船型の損傷・折損時の運動と波漂流力
- 三次元音響映像装置 Echoscope1600 による水中漏洩油と気泡のリアルタイム計測
- 2004A-G1-2 粒子法コード検証のための甲板冠水の可視化実験,第2報(一般講演(G1))
- 規則波中を航走する船舶の甲板打ち込み水の可視化技術について(所外発表論文等概要)
- PIV/PTVによる甲板打込水の流場解析(所外発表論文等概要)
- 深海モニター用小型ロボットシステム"TAM-EGG 1"の開発(所外発表論文等概要)
- 折損または傾斜した船舶に作用する漂流抵抗の推算法について(所外発表論文等概要)
- 曳航支援ツール(最適曳航支援システム)の開発に関する研究(所外発表論文等概要)
- 規則波中を航走する船舶の甲板打ち込み水の可視化技術について
- PIV/PTVによる甲板打込水の流場解析
- 向波中を航走する船舶の甲板打込水の可視化(所外発表論文等概要)
- メガフロートユニットの実海域曳航(所外発表論文等概要)
- 荒天下における航行不能船舶の漂流防止等に関する研究
- 波浪域における巡視船の曳航実験(所外発表論文等概要)
- 甲板打ち込み水の数理解析手法の妥当性について(所外発表論文等概要)
- 粒子法コード検証のための甲板冠水の可視化実験(所外発表論文等概要)
- 最適曳航支援システムの開発に関する研究
- 波浪域における巡視船の曳航実験
- 波浪域における巡視船の曳航実験(所外発表論文等概要)
- 画像解析による甲板打込水の流場計測
- 高速度カメラを用いた甲板上打ち込み水挙動のPIV計測(所外発表論文等概要)
- 3-7最適曳航支援システムの開発に関する研究
- 3-6波浪域における巡視船の曳航実験
- 2003A-OS4-1 粒子法コード検証のための甲板冠水の可視化実験 : 粒子法の船舶海洋工学分野への応用(オーガナイズドセッション(OS4):粒子法の船舶海洋工学分野への応用)
- メガフロートユニットの曳航出動限界の評価に関する研究
- 高速度カメラを用いた甲板上打ち込み水挙動のPIV計測
- メガフロート曳航実船実験と曳航出動限界について(所外発表論文等概要)
- 曳航時における巡視船の曳航索張力(所外発表論文等概要)
- 折損タンカーの波漂流力と漂流運動(所外発表論文等概要)
- メガフロートユニットの曳航出動限界の評価に関する研究
- 2003S-G3-5 折損船舶に働く流体力に関する模型実験(一般講演(G3))
- トリムした船体に働く流体力の推定(所外発表論文等概要)
- 曳航中の損傷・転覆幾何学形状船舶の索引張とふれまわり運動(所外発表論文等概要)
- 荒天下における航行不能船舶への対応(所外発表論文等概要)
- 実船における曳航時の索強度(所外発表論文等概要)
- トリムした船体に働く流体力の推定
- (3) トリムした船体に働く流体力の推定(平成14年秋季講演論文概要)
- 荒天下における折損タンカーの曳航について
- 折損タンカーの波漂流力と漂流運動