先進複合材料によるマリンストラクチャの設計・製作支援システムの開発 : 第2報,積層材料用CAD/CAEシステムの設計・開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Advanced Composite Materials (ACM), such as Carbon Fiber Reinforced Plastics (CFRP), have a big potential for achieving a light-weight marine structure. However, material design, structural design and fabrication technology should closely be entangled in achieving a significant weight saving. For this reason, the present paper aims at developing a computer aided design and manufacturing system for advanced composite marine structures. As the authors had applied the concept of CAD/CAE/CAM technology to design, manufacture and evaluate of an ultra light-weight sailing dinghy, we had pointed out that a general-purpose CAD/CAE had some problems in handling anisotropic laminated composites. Definition of orientation angles, structural analysis of sandwich shells and interface between CAD and CAE are such examples. As general-purpose CAD/CAE systems are developed mainly for isotropic materials, some specialized CAD/CAE systems suitable for anisotropic laminated composites are required to be developed. First, in this paper, some basic concepts are presented for developing a CAD system of laminated materials for marine structures. In the concepts, a laminate is defined on surfaces with the use of surface-oriented coordinates, and compared with ordinary CAE defined laminates on finite elements. Furthermore, mesh generator suitable for anisotropic materials and interfaces from CAD to CAE, and from CAD to CAM are required in handling laminated composites. Second, some prototypes of CAD system for laminated panel design are demonstrated, which are programmed by one of the object oriented languages, C++. It is shown that object oriented language is effective for defining laminate sequences, because of its function of class definition and its easiness to change classes. In the developed system, a layup sequence is defined on the surface with the use of surface-oriented coordinate. Third, some prototypes of CAE system for laminated panel are demonstrated, which are made of preprocessor, analysis code and postprocessor. In this paper, general-purpose finite element analysis program MARC is used as analysis code. The designed laminated panel is divided into finite elements concerned with material axis of anisotropic material, that is, fiber direction. The analysis results are displayed on every layer of all region and compared with ordinary post processor in which the results can be displayed on only one layer. It shows that the developed system is effective in designing and analyzing laminated panels.
著者
関連論文
- FRPによるコンクリート構造物のリハビリテーション
- B-13-43 光ファイバドップラーセンサを用いた光ケーブルの振動計測(B-13.光ファイバ応用技術,一般講演)
- 複合材料の信頼性評価システムに関する研究(第4報) : 動的強度分布およびマクロモデルの検討
- スマートストラクチャ概念の船体構造への適用に関する基礎研究 : 第3報、実海域における光ファイバひずみセンサによる船体構造モニタリング
- スマートストラクチャ概念の船体構造への適用に関する基礎研究 : 第2報,多点,領域,分布型光ファイバセンサによるひずみ測定
- インターリーフ厚さがCFRPのモードII層間疲労はく離き裂進展特性に及ぼす影響
- バイモルフ型ピエゾアクチュエータを用いた能動/順応型構造システムの同定と制振効果
- レーザドップラ効果を利用した光ファイバ変位計の開発と複合材料構造の動的変形計測への適用
- スマートストラクチャ概念の船体構造への適用に関する基礎研究 : 第1報, 光ファイバによる変位と損傷の検出方法の検討
- FRPによるクラックのあるモルタルの補強効果
- ガラス/アラミド/カーボン系ハイブリッドFRP積層板の力学的特性と材料設計 : 疲労特性(高分子系複合材料)
- (4)一方向カーボン/エポキシ積層板のモードI層間破壊特性
- 海洋構造物の保守管理 : 事故分析について
- 一方向ハイブリッド繊維強化材の引張破壊過程の市シミュレーション(強化プラスチックス小特集)
- 光ファイバセンサを用いたモニタリング技術(安心・安全を支える先端ビジュアル化技術, 溶接・接合工学におけるビジュアル化の最前線-「見える」溶接工学「創る」溶接技術-)
- 双胴水中翼実験船の制御システム試験
- 第7回日米複合材料会議報告
- 複合材料の超音波による材質評価(複合材料の強さ)
- 高分子基複合材の強度試験法-VI. -破壊靱性試験法-
- 複合材料力学入門 第5章 複合材料の破壊力学の初歩
- CFRP積層板の+θ/-θ層間におけるMode I 破壊特性
- 積層構成を有するCFRPの層間破壊特性に関する特性
- インターリーフを有するCFRPのモードII層間疲労破壊特性
- インターレイヤ中のき裂の有限変形弾塑性解析
- 論文集と学術講演
- ハット型スチフナによる平板の補剛効果に関する研究 : 第2報 : 単一スチフナモデルの座屈変形
- ハット型スチフナによる平板の補剛効果に関する研究 : 第1報 単一スチフナモデルの曲げ変形
- ガラス長繊維強化ポリウレタンフォームの耐き裂抵抗性に関する研究 : 第2報 : コンパクト・テンション試験による評価
- ガラス長繊維強化ポリウレタンフォームの耐き裂抵抗性に関する研究 : 第1報 : 切欠き3点曲げ試験による評価
- ガラス/アラミド/カーボン系ハイブリッドFRP積層板の力学的特性と材料設計 : 静的特性
- パソコンのある授業風景
- 3. 高分子系複合材料の強度評価への応用 : 破壊力学の応用における新しい展開
- 材料研究・最近の動向 : (その10)測定技術
- CFRPの現状と将来
- 「赤外線応力画像測定法」
- 一方向CFRPの三点曲げ破面のフラクトグラフィ
- CF/EPOXY積層板のモードI層間破壊挙動に及ぼす繊維配向角の影響
- 先進複合材料の損傷許容評価に関する研究 : 第2報,層間はく離を有する積層板の圧縮破壊挙動
- 先進複合材料の損傷許容性評価に関する研究 : 第3報、層間破壊靱性試験システムの開発
- ハット型スチフナによる平板の補剛効果に関する研究 : 第3報 : 捩り剛性の曲げ変形に及ぼす影響
- 船舶用FRPの強度問題
- 円孔を有する直交および斜交積層板の破壊過程
- FRP の応力緩和に及ぼすマトリックスの影響
- クラックアレスターに関する基礎的研究(第2報) : Patch型アレスターモデルについての基礎的考察
- 繊維配向角がCFRP積層板のモードIおよびモードII層間破壊靱性に及ぼす影響
- CFRP積層板の吸湿がモードIおよびモードII層間破壊靱性に及ぼす影響
- 6 船舶分野における複合材料利用の現状と将来(複合材料利用の現状と将来)
- 先進複合材料によるマリンストラクチャの設計・製作支援システムの開発 : 第2報,積層材料用CAD/CAEシステムの設計・開発
- 先進複合材料によるマリンストラクチャの設計・製作支援システムの開発 : 第1報,超軽量ヨットの設計・製作・評価
- FRP の最近の発展と応用(溶接・接合分野における新しい技術)
- 曲面形状をもつ積層複合材料構造物の製作工程に関する基礎研究
- 1-2 累積損傷に対する信頼度推定法に関する研究 : シミュレーションによる一方法
- 複合材料の破壊力学(I)
- 複合材料の破壊力学(III)
- 複合材料の破壊力学(II)
- アラミド/ガラスハイブリッド積層板の衝撃破壊解析(高分子系複合材料小特集)
- レーザー振動画像法と有限要素法によるはく離を有する積層板の振動モード解析
- 第9回国際複合材料会議報告
- 「振動・騒音」特集号の発行に際して(振動・騒音)
- 先進複合材料によるマリンストラクチャの設計・製作支援システムの開発 : 第4報 可貼性に関する製作支援
- (28) 先進複合材料によるマリンストラクチャの設計・製作支援システムの開発 : 第4報,可粘性に関する製作支援 : 平成9年春季講演論文概要
- 先進複合材料によるマリンストラクチャの設計・製作支援システムの開発 : 第3報, 異方性積層材料に適した有限要素法の適用
- (61)先進複合材料によるマリンストラクチャの設計・製作支援システムの開発 : 第3報 異方性積層材料に適した有限要素法の適用 : 平成7年秋季講演論文概要
- サンドイッチ型複合材料構造の有限要素解析モデル
- (26) 先進複合材料によるマリンストラクチャの設計・製作支援システムの開発 : 第2報 積層材料用CAD/CAEシステムの設計と開発 : 平成7年春季講演論文概要
- (80) 先進複合材料によるマリンストラクチャの設計・制作支援システムの開発:第1報 超軽量ヨットの設計・製作・評価 : 平成5年秋季講演論文概要
- 多層・高次変形有限要素による積層制振材の振動・減衰特性解析 : 第1報,有限要素定式化と拘束型CFRP積層制振はりへの適用(機械力学,計測,自動制御)
- 複合材料の信頼性評価システムに関する研究 : 第1報 : 破壊モデルの設定および信頼性水準の検討
- サンドイッチ構造の性能・設計・評価(V)
- サンドイッチ構造の性能・設計・評価(III)
- サンドイッチ構造の性能・設計・評価(II)
- サンドイッチ構造の性能・設計・評価(I)
- CFRPと制振材料から構成される制振複合材料の曲げ振動減衰特性
- FRP積層板の剛性と強度
- スマート?インテリジェント?
- 新年のご挨拶
- 高速艇のFRP船殻構造(高速艇の開発の現状と概要)
- 材料研究・最近の動向 : (その9)先進複合材料の強度評価
- 第8回海洋工学シンポジウム報告
- 先進複合材料の損傷許容性評価に関する研究 : 第1報, 層間破壊靱性試験方法に関する検討
- CFRPと制振材料から構成される制振複合材料のアングルプライ配向角と伸縮振動減衰特性
- 総論 (複合材料の非破壊検査)
- 複合材料--繊維強化複合材料の力学的性質(キャラクタリゼ-ション入門講座-13-)