バイトプレーンの装着が咀嚼筋筋電図に及ぼす影響 : 第1報 タッピング運動時の筋活動について
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概要
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The purpose of this study is to examine the influence of the insertion of bite plane on masticatory muscle activity during tapping movement, and find out useful parameters for examination and diagnosis of stomatognathic dysfunction. The subjects in this study were twenty normal subjects with intact dentition and no signs of mandibular dysfunction as the control group, and twelve subjects with unilateral temporomandibular joint pain during jaw opening or closing movement as the patient group. Electromyographic activity in the bilateral anterior temporal and masseter muscles and mandibular movement using the Mandibular Kinesiograph were recorded simultaneously during tapping movement. The usefulness of the 61 items used in this study was evaluated. The results were summarized as follows : 1. In the patient group, a significant correlation between the jaw opening degree during tapping movement and the maximal jaw opening one without pain was recognized. 2. The total muscle activity in the patient group decreased significantly by the insertion of the bite plane.3. Many subjects of the patient group showed a significant difference between the right and left activity of each muscle.4. A significant difference between the two groups was found in the duration of muscle activity before and after Silent period, those coefficients of variation and the difference between those durations of the right and left muscle activity.This study suggests that the above factors are very useful parameters for examination and diagnosis of temporomandibular joint dysfunction.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1989-04-01
著者
-
奥野 善彦
大阪大学歯学部補綴学教室
-
池邉 一典
大阪大学歯学部歯科補綴学第二講座
-
山本 誠
大阪大学歯学部歯科補綴学第二講座
-
野首 孝祠
大阪大学歯学部歯科補綴学第二講座
-
吉田 実
大阪大学歯学部歯科補綴学第二講座
-
守光 隆
大阪大学歯学部歯科補綴学第二講座
-
長島 正
大阪大学 大学院歯学研究科
-
長島 正
大阪大学歯学部歯科補綴学第二講座
-
渡邊 久仁恵
大阪大学歯学部歯科補綴学第二講座
-
池邉 一典
大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座
-
池邉 一典
大阪大学 歯研究 顎口腔機能再建
-
奥野 善彦
日本歯科医療管理学会・関西支部
-
奥野 善彦
大阪大学歯学部
-
吉田 実
兵庫県開業
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