キャスタブル・セラミックス(O. C. C.)の材料合成と物性
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概要
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The new ceramic material (Olympus Castable Ceramics, O. C. C.) was developed for the purpose of fabricating castable crowns. In order to get the optimum characteristics, its basic composition and the condition of heat treatment for crystalization, the thermal and mechanical properties and the biological tests were investigated. The following results were obtained : 1. O. C. C. is mainly composed of Li_2O, MgO, ZnO, TiO_2, Na_2SiF_6, Al_2O_3 and SiO_2 and also includes ZrO_2, Y_2O_3 and a little amount of metal oxides as the stain. 2. The condition for heat treatment is as follows : a) As casted O. C. C. is heated to 750℃ in one hour. b) Maintain at 750℃ for two hours. c) Raise the temperature to 900℃ at the rate of 3.3℃/min. 3. Main precipitated crystals are Mica (NaMg_3 (Si_3AlO_<10>)F_2) and β-spodumene (Li_2O, Al_2O_3, 4 SiO_2). 4. O. C. C. has high resistance especially to bending strength (2,800kg/cm^2 at 950℃). The Vickers Hardness Number of O. C. C. is 360〜420, which is similar to enamel. 5. Fracture toughness (K_1C) of O. C. C. is 2.5〜3.0 which is simillar to Al_2O_3 ceramics. 6. Thermal impact resistance was 36 times larger than that of the human enamel. 7. O. C. C. showed excellent chemical durability and no harmful ions leached out in elution test. 8. No abnormalities were found in any biological test. From above results, it can be concluded that O. C. C. has many favorable properties as a new type of restorative material for future use.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1988-02-01
著者
-
畑 好昭
日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第2講座
-
山崎 博子
日本歯科大学新潟歯学部歯科補綴学教室第2講座
-
袴塚 康治
オリンパス株式会社
-
鈴木 基
日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第2講座
-
渡辺 一博
オリンパス光学工業(株)
-
飯島 浩
日本歯科大学新潟歯学部歯科補綴学教室第二講座
-
岩下 博美
日本歯科大学新潟歯学部歯科補綴学教室第二講座
-
畑 好昭
日本歯科大学新潟歯学部歯科補綴学教室第2講座
-
袴塚 康治
オリンパス光学工業(株)
-
袴塚 康治
オリンパス(株)
-
飯島 浩
日本歯科大学新潟歯学部歯科補綴学教室第2講座
-
畑 好昭
日本歯科大学新潟歯学部
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