牧場景観の評価 : 1. 牧場景観の選好特性と評価手法の検討

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概要

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地域農業や景観保全に対する関心度を属性別に明らかにし, このような属性を持つ集団を対象として, サイロ・牧柵・草地および樹木を代表的要素とする牧場景観の評価を行ってもらったところ, 以下のような結果が得られた。それによると, 被験者の多くは, 景観保全に対して関心をもっていることが明らかになった。しかし, 農業経験の有無とのクロスでは農業経験の低い属性に若干ながら関心の低下が認められた。一方, 4対象とも有彩色系でメリハリのある対象画像が共通的に高い評価傾向となった。また評価法は,「1位選択した割合の選好評価」と,「評価パターン区分による選好評価」の併用が, 傾向把握と調査上の問題点発見に有効であることを明らかとした。
日本草地学会の論文
1998-10-31

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