泌乳牛の輪換放牧下における放牧頭数および放牧開始時期が年間利用草量に及ぼす影響
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概要
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放牧頭数および放牧開始時期が年間利用草量に及ぼす影響を検討した。イネ科主体マメ科混生草地1.87haを2等分し,さらに割当草量に合わせて小牧区に区切り,それぞれに泌乳牛5頭および7頭を1日5時間の1日単位の輪換放牧に供した(5頭区および7頭区)。両区とも1995年は5月1日,1996年は5月20日に放牧を開始した。各小牧区での放牧前のイネ科草高の平均値は,年次順に5頭区で17.6および26.4cm,7頭区で15.4および22.3cmであった。牧草生産量は年次順に5頭区で7.5および8.0tDM/ha,7頭区で8.4および8.6tDM/haであった。また,年間利用草量は年次順に5頭区で7.2および7.2tDM/ha,7頭区で8.2および7.8tDM/haであった。放牧頭数が多い,あるいは放牧開始が早いと,草高は低い傾向にあるが年間利用草量は多かった。
- 日本草地学会の論文
- 2002-04-15
著者
-
中辻 浩喜
北大院農
-
近藤 誠司
北大FSC
-
中辻 浩喜
北海道大学農学部畜産科学科畜牧体系学
-
中辻 浩喜
北海道大学大学院農学研究科
-
近藤 誠司
北海道大学大学院農学研究科
-
大久保 正彦
北海道大学大学院農学研究院
-
八代田 真人
岐阜大学応用生物科学部
-
八代田 真人
岐阜大学
-
大久保 正彦
北海道大学大学院農学院
-
大久保 正彦
北海道大学 農研究
-
西道 由紀子
北海道大学大学院農学研究科
-
近藤 誠司
北海道大学大学院 農学研究院家畜生産学分野
-
西道 由紀子
北海道立根釧農業試験場
-
八代田 真人
(現在)岐阜大学農学部
-
大久保 正彦
北海道大学
-
近藤 誠司
北大
-
近藤 誠司
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター
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