総合的な学習の時間と図画工作科との連携に関する調査
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概要
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情報教育の導入部となる初等教育において,コンピュータはどのような教科でどのような使われ方をしているのか,その現状とその評価がどのようにされているかを把握することを目的として調査を行った。この結果,初等教育ではその主たる利用目的が,CAI,コンピュータ教育,調べ学習,情報発信にあることがわかった。特に高学年で展開する調べ学習と情報発信は,情報リテラシーとして位置づけられる。情報リテラシーでは最終的には加工した情報を表現することが求められる。しかし,このことは情報を発信する者には,情報を閲覧する立場に立った表現が求められることを意味している。「表現する」ことに関して,現行の図画工作科では児童の創造性という観点から,第三者の評価を意識した表現は求められていない。一方で,そのような表現に対する評価の基準は確立されていない。本論文では,この点を明らかにし,今後の図画工作科に対して改革の必要性を示した。
- 日本デザイン学会の論文
- 2003-07-31
著者
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