宇都宮市附近の人家における蚊とその季節的消長
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概要
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1948年6月から9月まで宇都宮市戸祭, 同年7月から9月まで同市若草, 1951年7月から10月まで鹿沼市の人家においてそれぞれ蚊成虫を採集した. 1)これら3地点の人家には4属6種の蚊が出現し, その蚊族相の構成は3地ともほぼ同様であつた.すなわちC. pipiensが圧倒的に多く, また.A. sinensis, C. tritaeniorhynchusおよびC. bitaeniorhynchusが少数採集された. 2)3地点の人家における蚊成虫の季節的消長を, 最も主要な蚊C. pipiensについてみると, 蚊は6月中旬に少し出現して7月中旬に最盛期に達するが, その後減少し, 9月下旬まで採集された.
- 1961-12-25
著者
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