宇都宮市のライト・トラップに捕集された蚊の時刻的消長
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概要
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宇都宮市峰町の水田地帯に設置したライト・トラップを用い, 1967年6月27日から8月23日までの間に6回, 毎回夕刻7時から翌朝5時まで, 1時間ごとに蚊成虫を採集し, その時刻的消長を調査した.1)全体で3属6種の蚊が採集され, このうちCulex tritaeniorhynchus (70.9%), Anopheles sinensis (24.1%)およびAedes vexans(4.7%)が主要な蚊であつた.2)上記3種の蚊はともに, 調査各回における時刻的消長の様相がかなり異なつていて, 最盛の山の出現時刻も前半夜または後半夜に示された.また, 多くの場合, 蚊は日没後および夜明け前には少なかつた.
- 日本衛生動物学会の論文
- 1970-01-31
著者
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