横浜・川崎港におけるネズミおよびノミの調査研究 : 1 港湾地域の調査
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概要
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1.年次別捕獲ネズミ数の推移をみると, 1955年を境に逐年R. norvegicusの占める率が増加し以後漸次上昇し, 近年Rattus属の75%以上を示している.これに反しR. rattusは1955年を最高(55%)として, 以後減少傾向を示し, 近年25%以内に止まつている.2.年次別によるノミの採集数は全体的に1959年を境にして, 以後逐年減少傾向を示し, なかでもX. cheopisは1954年をピークに下降推移を示し, 1962年僅か1匹採集したのみで以後発見できなかつた.N. fasciatusは1955年をピークに以後横ばいの傾向にある.M. anisusは1959年をピークに以後哀勢を示し, 1961年および1965年にあつては1匹も発見されなかつた.
- 日本衛生動物学会の論文
- 1967-12-31
著者
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