1993-1994 年の沖縄県における Anopheles minimus, An. saperoi および An. sinensis 幼虫の殺虫剤感受性について
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概要
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1993,1994年に石垣島と沖縄本島北部渓流でそれぞれ採集したAn. minimusとAn. saperoi, 1993年沖縄本島南部豚舎で採集した吸血蚊An. sinensisを室内で累代飼育し, 4齢幼虫を用いて殺虫感受性試験を行った。その結果, An. minimusはmalathion, fenitrothion, dichlorvos, temefosに対して低いLC_<50>値を示した。An. saperoiは試験に用いたp, p'-DDT, 6有機燐系, 1ピレスロイド系殺虫剤に対し低いLC_<50>値を示した。一方, An. sinensisは7有機燐系の中でmalathion(LC_<50>値19.2ppm), fenitrothion (15.5ppm), dichlorvos (9.7ppm), diazinon (8.3ppm), trichlorfon (73.0ppm)に対して高いLC_<50>値を示し, p, p'-DDTやpermethrinに対しても高いLC_<50>値を示した。
- 日本衛生動物学会の論文
- 1998-09-15
著者
-
宮城 一郎
琉球大・医・保健
-
當間 孝子
琉球大・医・保健
-
當間 孝子
琉球大学医学部保健学科
-
玉城 美加子
琉球大・医・保健
-
宮城 一郎
琉球大学医学部保健学科
-
當間 孝子
琉球大学医学部
-
MALENGANISHO Wabyahe
琉球大学医学部保健学科環境保健学教室
-
玉城 美加子
琉球大学医学部保健学科環境保健学教室
-
Malenganisho Wabyahe
Laboratory Of Medical Zoology Faculty Of Medicine University Of The Ryukyus
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