1989 年の沖縄県におけるネッタイイエカ Culex quinquefasciatus 幼虫の殺虫剤感受性について
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概要
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1989年に沖縄県でネッタイイエカ幼虫に対する殺虫剤感受性テストを行った。沖縄, 粟国, 宮古, 石垣, 西表, 与那国, 南大東島の七つの島から採集した本種は有機燐系殺虫剤のmalathionを除いた10種の殺虫剤(p, p'-DDT, 7有機燐系, カーバメイト系のpropoxur, ピレスロイド系のpermethrin)に対して感受性であった。本種のmalathionに対するLC_<50>値は, 石垣島産が0.111ppmで感受性株(小笠原諸島産)の7.4倍, 最も高い値を示した宮古島産のLC_<50>値は, 1.838ppmで感受性株の122.5倍であった。
- 日本衛生動物学会の論文
- 1994-03-15
著者
-
宮城 一郎
琉球大・医・保健
-
當間 孝子
琉球大・医・保健
-
當間 孝子
琉球大学医学部保健学科
-
宮城 一郎
琉球大学医学部保健学科
-
當間 孝子
琉球大学医学部
-
座安 尚子
琉球大学医学部保健学科
-
高下 由紀子
琉球大学医学部保健学科
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