琉球列島沖縄島におけるヒトスジシマカ Aedes albopictus 卵の孵化率の季節変化
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概要
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1984年11月から1985年10月まで, 沖縄島においてヒトスジシマカ卵の孵化のようすを野外と実験室内で調べた。10月中旬から12月までの間に産みつけられた卵の生理状態は, 1月から9月までの卵とは明らかに異なっていた。10月中旬に産みつけられた受精卵の一部は, 冠水状態で2ヵ月間放置しても孵化しなかった。日長が短くなるにつれて, 卵の孵化率は明らかに低くなり, 沖縄島では10月中旬から12月にかけて産卵された卵の中に, 休眠卵があることが明らかになった。
- 日本衛生動物学会の論文
- 1990-09-15
著者
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