脳卒中標準データベースの有用性
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概要
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Japan Standard Stroke Registry Study (JSSRS) groupでは,日本人のためのEBMを確立するためのinfrastructureとして,国際標準指標を用いた全国レベルで継続性のある脳卒中急性期患者データバンクを構築しつつある.虚血性脳卒中では保険適応はないが,超急性期血栓溶解療法が行われた例についての解析を行い,その有用性を示唆する結果を得ている.脳出血でも,選択された例においては手術の有効性が示唆された.本システムは急性期脳卒中を扱う中核病院の臨床データベースとしても継続的に機能するものであり,各施設における脳卒中診療の正確な把握,全国標準の集計が容易となり,医療情報開示,インフォームド・コンセントなどに必要な資料作成にも大きな威力を発揮する.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2005-01-20
著者
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