術後に症候性脳血管攣縮をきたしたacoustic neurinomaの1症例
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概要
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聴神経鞘腫に対し腫瘍摘出術を施行し, 術後CTにてクモ膜下出血を認め, 症候性脳血管攣縮をきたした1例を報告した.症例は31歳女性.CT, MRIにて造影効果なく, 脳血管撮影にても腫瘍陰影を認めなかったが, 腫瘍は易出血性であり, 止血困難であった.術後18日目に患者は失語症, 右片麻痺が出現した.脳血管撮影上, 左内頸動脈C1〜M1にかけて約90%のstenosisがあり, 術前認められたA1は描出されなかった.脳腫瘍摘出後に症候性脳血管攣縮をきたした報告は比較的稀であり, その病態, 治療について過去の文献を考察し報告した.
- 2001-11-20
著者
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横山 博明
長崎労災病院脳神経外科
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案田 岳夫
長崎労災病院脳神経外科
-
堀江 信貴
長崎労災病院脳神経外科
-
堤 圭介
長崎労災病院脳神経外科
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矢野 賢一
長崎労災病院脳神経外科
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堤 圭介
長崎労災病院
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堀江 信貴
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 神経病態制御外科学
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