最近の北海道国有林における振動障害の実態
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概要
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In order to make clear the recent status of vibration hazards among workers belonging to the national forestry bureau in northern Hokkaido, a special health examination was carried out on 417 chain saw operators and 443 bush cutter operators. The results obtained are as follows : 1. Seven point seven percent of chain saw operators and 5.6% of bush cutter operators were diagnosed as suffering from vibration hazards. Distribution of the cases in chain saw operators was 50% in grade I, 31.2% in grade II and 18.8% in grade III, while in bush cutter operators it was 20% in grade I, 60.0% in grade II and 20.0% in grade III. 2. Six new patients were found in this special health examination. 3. Twenty-two of 76 authorized patients, who had been treated with periodical therapy and prohibited from the operation of vibratory tools until this special health examination, were diagnosed as having recovered their health because of the existence of no symptoms concerning vibration hazards. 4. Pains on pressure of the muscles were complained of at the upper arm, forearm, chest and at the back in 12.4% of chain saw and bush cutter operators. Deformities of the elbow, hand and finger joints were recognized in 12.6% of the workers, and ulnar nerve paralysis was recognized in 1.0% of them. 5. Occupational hearing loss and lumbago were diagnosed in 20.2% and 14.7% of the chain saw and bush cutter workers, respectively.
- 社団法人日本産業衛生学会の論文
- 1980-09-20
著者
-
神代 雅晴
産業医科大学 産業生態科学研究所 人間工学
-
斎藤 和雄
北海道大学医学部衛生学講座
-
斎藤 和雄
北海道大学医学部衛生学教室
-
柴野 信夫
旭川赤十字病院外科
-
新岡 正
北海道大学大学院環境科学研究科環境医学教室
-
藤本 俊
北海道大学大学院環境科学研究科環境医学講座
-
新岡 正
北海道大学大学院地球環境科学研究院統合環境科学部門
-
新岡 正
北海道大学 地球環境科研究
-
藤本 俊
北海道大学大学院環境科学研究科環境医学講座:(現)大阪第二警察病院
-
神代 雅晴
産業医科大学人間工学
-
神代 雅晴
産業医科大学
-
斎藤 和雄
北海道大学 医学部 衛生学
-
齊藤 和雄
富士ゼロックス(株)システム・コミュニケーション研究所
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