Situated Interface : 社会的インタラクションに向けて
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概要
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本稿では複数のユーザと複数のコンピュータとの間の新しいインタラクションパラダイムとして,"社会的インタラクション"の概念を提案する.社会的インタラクションでは,コンピュータは複数参加者のモデルを持ち,その振舞いは内部状態だけでなく,外部状況にも影響を受ける.さらに,積極的にインタラクションに参加する.そこで,筆者らがこれまで開発してきた顔を持つインタラクティブシステムを,こうした社会的インタラクションを行なうシステムに拡張し,実験を行なった.実験では,顔がある場合とそうでない場合とで,ユーザの視線の動きの違いについて調べた.その結果,コンピュータのリアクションに対して,ユーザが無意識のうちに反応する場面をいくつか見ることができた.これらの結果をもとに,社会的インタラクションにおいて擬人化されたインタフェースが果たす役割について考察する.本稿は,CHI'95における発表論文の詳報である[13].
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 1996-09-17
著者
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