論理型言語に基づく構文解析システムSAX
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概要
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構文解析システムSAXは,DCG (Definite Clause Grammars)で記述された文法を対象とする自然言語処理用のシステムで,DCGをPrologのプログラムに変換するトランスレータより成る.変換の手法自体は,DCGで記述された文法規則から並列論理型言語への変換を目的として考えられたものであるが,逐次型言語の上で実現されても効率のよい構文解析システムとして利用することができる.SAX (Sequential Analyzer for syntaX and semantiCS)は,特に逐次型言語の上で開発されたシステムの呼び名である.並列論理型言語の上で実現されたシステムは,PAX (Parallel AX)と呼ばれる.変換によって得られたPrologプログラムは,Prologに完全にコンパイルされたものになっており,副作用を用いないことやプログラムの動作が決定的になっていることなどの特徴がある.本システムは,特に,コンパイラを有するPrologに向いた構文解析システムである.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 1986-10-15
著者
-
松本 裕治
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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杉村 領一
ICOT
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松本 裕治
京大
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松本 裕治
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
-
杉村 領一
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
-
松本 裕治
電子技術総合研究所パターン情報部推論システム研究室
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