決定論的2階パターンとプログラム変換への応用
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概要
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2階パターンと2階照合を用いると高度なプログラム変換を記述することができることが知られている.しかし,2階照合はNP困難であるため効率がよい実装が望めない.われわれは,2階パターンの形を制限することで,どのような項とも得られる最汎照合子が高々1つである決定論的なパターンのクラスを定め,またこの照合を得るための効率の良いアルゴリズムを開発した.本橋では,このような決定論的2階パターンのクラスを拡張し,また線形2階パターンが決定論的であるための必要十分条件を与える.このクラスのパターンを用いて幅広いプログラム変換を記述することが可能である.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 2004-09-28
著者
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胡 振江
東京大学大学院情報理工学系研究科
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武市 正人
東京大学大学院情報理工学系研究科
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胡 振江
国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系
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武市 正人
電気通信大学電気通信学部計算機科学科
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武市 正人
東京大学
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武市 正人
東京大学工学部
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横山 哲郎
東京大学大学院情報理工学系研究科
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Takeichi Masato
Department Of Mathemetical Engineering And Information Physics Faculty Of Engineering University Of
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Takeichi Masato
Department Of Computer Science The University Of Electro-communications
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