複写磁化機構の計算機シミュレーションによる検討
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概要
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記録ずみの高抗磁力マスターテープと未記録スレーブテープを交流バイアス磁界中で接触せしめることにより, マスターテープの信号をスレーブテープへ複写する磁気複写に関する磁化機構およびその複写特性を計算機シミュレーションにより検討した。この結果, スレーブテープの複写磁化パターンは, テープ厚みの10倍を越えない記録波長領域において波長で規格化すると一定となり, 複写効率も一定となることがわかった。また, 反磁界の分布や高入力磁界時の飽和現象, 第2象限減磁と再生ヘッド影像磁荷の影響等, 多くのことが明らかとされた。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1973-06-01
著者
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