接触転写法によるビデオテープの複製
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概要
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接触転写法によるビデオテープの複製は, その記録波長が非常に短く, 数μmにもおよぶため, マスターテープ・スレーブテープ間の接触不良やスリップ現象のため困難とされてきた。このような接触転写における基本的問題点を, 一括巻取り転写方式の開発により一挙に解決し, ビデオテープなどの高密度記録テープの大量複製を可能とした。本方式により, 記録波長2μmで, ヘッドによる記録とくらべ, -3dB以内のSN比をえた。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1970-10-01
著者
-
菅谷 汎
九州芸工大
-
小林 深
松下電器産業株式会社材料研究所
-
小野 充明
松下電器
-
小野 充明
松下電器産業株式会社 材料研究所
-
小林 深
松下電器産業株式会社中央研究所
-
菅谷 汎
松下電器産業株式会社中央研究所
-
小林 深
松下電器産業 中研
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