高分子配向膜上におけるラビング面積比と表面配向力の関係
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概要
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液晶の分子配向制御にラビングが広く用いられているが、通常のラビングは多数の繊維によるため表面形状の解析を複雑にしている。そこで筆者らは、これを繊維一本によるラビングの重ね合わせとして捉え解析を簡単化するために繊維一本による等間隔なラビングを行って、高分子配向膜表面のラビングされた領域とされていない領域の液晶分子配向分布について詳細に観察を行った。それを基にラビングされた領域の面積の割合という考え方を用いることによって表面配向力との関係についてこの実験結果を理論的に考察した。この結果、押し込み量を含めたラビング条件の変化による表面配向力の変化はラビング面積比パラメータによって統一的に説明できることを明らかにした。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1997-06-13
著者
-
内田 龍男
東北大学工学部電子工学科
-
若生 一広
(財)21あおもり産業総合支援センター液晶先端技術研究センター
-
若生 一広
液晶先端技術研究センター、(財)21あおもり産業総合支援センター
-
若生 一広
東北大学工学部電子工学科
-
韓 官榮
東北大学工学部電子工学科
-
大島 隆裕
東北大学工学部電子工学科
-
内田 龍男
東北大学工学研究科
-
若生 一広
(財)21あおもり産業総合支援センサー 液晶先端技術研究センター
-
若生 一広
液晶先端技術研究センター
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