話者認識技術の実用化に向けて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年, インターネットや電話によるバンキング, 電子商取引, 会員制の情報提供サービスなどのネットワークを介したサービスが普及しはじめ, それらのサービスに不可欠な個人認証技術への関心が高まっている.その中でも声による個入認証システムは, 特に電話を利用したサービスのように, 声しか利用できない環境での需要が見込まれる.本稿では, 声による個人認証システムを構築するための話者認識技術について解説する.また, 最近注目されはじめた, 話者認識用のソフト開発キットについて, いくつか紹介するとともに, 筆者らが行った電話音声による話者認識実験について述べ, 学習と認識とで発声内容や電話機が同じ/異るの条件は, 認識性能に大きな影響を与えることを示す.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1998-09-14
著者
-
南 泰浩
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
松井 知子
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
南 泰浩
Ntt
-
吉岡 理
NTT
-
吉岡 理
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
吉岡 理
NTTサイバースペース研究所
関連論文
- 最尤推定法を用いたHMM適応化法
- 話者照合におけるモデルとしきい値の更新法
- 4)話者認識研究の現状と展望([マルチメディア情報処理研究会 ネットワーク映像メディア研究会]合同)
- 話者認識研究の現状と展望
- テキスト指定型話者認識
- 話者認識におけるモデルとしきい値の更新法の検討
- 合成HMMによる環境適応型話者認識法
- 音韻・話者独立モデルによる話者照合尤度の正規化
- VQ ひずみ,離散/連続 HMM によるテキスト独立形話者認識法の比較検討
- 話者認識技術 (音声認識の最新技術)
- 音源・声道特徴を用いたテキスト独立形話者認識
- 8)話者認識技術の実用化に向けて(マルチメディア情報処理研究会)
- 話者認識技術の実用化に向けて
- ゆう度最大化による雑音とひずみへのHMM適応化法
- 自由発声中の連続数字音声認識
- 連続音声認識のためのネットワーク構造を用いた効率的探索手法
- パワーの分散を考慮した拡張HMM合成法
- 雑音と歪みを含んだ音声へのHMM適応化手法の評価
- HMM合成に基づく尤度最大化適応法
- 尤度最大化原理によるHMM適応化法
- 音韻ラベルを用いない HMM 評価法とそれを用いた連続音声認識用 HMM の評価
- 番号案内を対象とした大語い連続音声認識アルゴリズム
- フレーム間相関を利用した音韻 HMM による音声認識
- 電話番号案内を対象としたマルチモーダル対話システムの作成と音声入力の評価
- 音声認識の言語処理技術 (音声認識の最新技術)
- 音声認識の音響処理技術 (音声認識の最新技術)
- 対話型自動プレゼンテーションシステム
- 大語彙連続音声認識におけるビームサーチ性能向上のための言語モデル同期化法
- 有限状態変換器で定義される任意の音声認識タスクのための時間同期ビタービデコーダ
- 4)話者認識研究の現状と展望([マルチメディア情報処理研究会 ネットワーク映像メディア研究会]合同)
- 話者照合におけるモデルとしきい値の更新法
- 電話サービスを想定した話者照合
- テレホンバンキング本人確認の研究
- 音声認識エンジンREXの開発
- 頑健な話者認識システムの構築を目指して
- N-bestに基づく話者適応化法の検討
- N-bestに基づく教師なし話者適応化法
- 音声の個人性の解明を目指して
- 音声認識のためのN-bestに基づく話者適応化
- MMによる話者認識
- 連続数字音声認識における音響モデル学習法の検討
- 連続数字音声における音響モデル学習法の検討
- 識別誤り最小化による話者適応化法の検討
- 音声認識機能を含むマルチモーダルインタフェースをもつ住所入力システムの開発と評価
- 音声認識エンジンVoiceRexの応用--応用事例と適用のコツ (特集 ここまできた音声認識・音声合成)
- 音声認識による住所データ入力時間短縮の効果と不適切発声の認識性能への影響
- マルチモーダルインタフェースを持つ住所入力システムの評価実験
- 音声認識機能を持つ住所入力システム
- 音声入力機能を持つ住所入力システム
- 音声認識機能を持つ住所入力システム
- 3)頑健な話者認識システムの構築を目指して([マルチメディア情報処理研究会 ネットワーク映像メディア研究会]合同)
- 時期差による発声変動及び伝送歪みに頑健な話者照合
- 時期差による発声変動を考慮した話者モデルの生成法
- 初期語彙発達の急増期における統計的性質と特徴量抽出(言語と学習・場の供創・意味の創発)