MMによる話者認識
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概要
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話者認識は、発声者が誰であるかを自動的に判定する技術である。ここ数年、話者認識の標準的な手法として、隠れマルコフモデル(hidden Markov model; HMM)がよく利用されている。本論文では、3種類の話者認識法、すなわち、あらかじめ決められたキーワードを用いるテキスト依存型、任意の言葉を発声してよい独立型、装置を用いるたびに装置側から新しい言葉を指定する指定型について、HMMによる方法を解説する。さらに、話者認識全般に関する技術的な課題の中から、特徴量の組合せ、音声の高域に含まれる個人性情報、話者性と音韻性の分離、尤度正規化、実境下での認識に関する課題について紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-18
著者
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